一汁三菜の置き方
一汁三菜の基本の配膳の位置は、主食を左手前、お味噌汁などの汁物は手前右にします。
右奥に主菜となるおかず、左奥に煮物などの副菜、奥中央に和え物などの副々菜を配膳します。
もし漬物(香の物)がある場合、漬物は一汁三菜には含まれません。
もし漬物を添えたい場合には、ご飯と汁物の間に置きましょう。
ちなみに和食は、ご飯が左でお味噌汁が右に置くのが基本です。諸説あるようですが、配膳の位置も、
左側に重要なものを配置する「左上位」の考え方からきていると言われています。
ちなみに、お茶などの飲み物は、主菜のさらに右に置くのが良いようです。
一汁三菜の食べ方
◎三角食べをする
三角食べとは、配膳されたそれぞれの料理に三角を描くようにお箸をつけて食べる食べ方です。
主菜、副菜の間に汁物やご飯を挟みます。胃腸に負担をかけない、早食い防止などの意味が
含まれています。
◎汁物から食べ始める
一汁三菜の食べ方の順番は、汁物を一番初めに食べると良いとされています。
箸を湿らせてから食べ始めることで汚れにくくしてくれます。
一汁三菜におすすめのレシピ名
「主菜」
◎和食メニュー サバの塩焼き ・ 豚のしょうが焼き
◎洋食メニュー ハンバーグ ・ エビフライ
「副菜」
◎和食メニュー イカ大根 ・ 里芋の煮物
◎洋食メニュー ポテトサラダ ・ コールスロー
「副々菜」
◎和食メニュー 蓮根のきんぴら ・ ちくわとわかめの和え物
◎洋食メニュー ピクルス ・ キノコのマリネ
人それぞれですが、好きなものから食べる人、好きなものは最後に食べる人、
一皿ずつ順番に食べる人、などなど。十人十色だと思いますが、今回の記事を
読んでいただき、置き方や食べ方を少し意識するだけで、よりよい食事を
楽しむことができると思います。
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