新年あけましておめでとうございます。
「うなぎ・じねんじょ まんまる」を今年もよろしくお願いします。
さて、昨年から書き続けてきた食べ物の雑学を、今回で一度終了いたします。
最終回なので、耳寄りな情報とさせていただきます。
来月も、より良い情報の掲載ができるよう頑張っていきます!
1.タルタルソースの語源はモンゴルの遊牧民に由来する
タルタルソースの「タルタル」とはモンゴルの遊牧民である「タタール人」が由来しています。
主に東ヨーロッパではタタールと呼ばれていましたが、西ヨーロッパではギリシャ神話の神
「タルタロス」にちなんで「タルタル」と呼ばれていました。
そして、ヨーロッパに伝わったタタールの料理のうち、「タルタルステーキ」と呼ばれる肉料理
があり、調理の工程で肉をみじん切りにする様から、食材をみじん切りにして混ぜる
「タルタルソース」の名がつけられたといわれています。
タルタルステーキは、ハンバーグの起源ともされており、ハンバーグを焼く前の状態が
タルタルステーキとも言えます。
2.「つくね」と「つみれ」の違いは肉の種類ではない
「つくね」と「つみれ」は、どちらも肉を団子状にした食べ物ですが、その違いは材料では
ありません。
つくねの語源は、こねて丸めるという意味の「つくねる」ということばであるのに対し、
つみれの語源は「つまみ入れる」という言葉がなまっていったとされています。
どちらも肉をこねて生地をつくる工程は同じですが、その後、手で形を整えたものが
つくねで、スプーンなどで一口大につまんで鍋などの中に入れるとつみれとなります。
火が入る直前までは、どちらにも分類できません。
3.コーヒー豆は2種類しかない
コーヒー豆にはさまざまな名前がつけられていますが、それは生産された地域を判別する
ための呼称です。
エチオピア産のものには「モカ」、タンザニア産のものは「キリマンジャロ」、ジャマイカ産の
ものには「ブルーマウンテン」のように、いわばブランド名が付けられますが、コーヒー豆の
品種自体は「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類しかありません。
世界的にみると、アラビカ種の方がシェア率は高いようですが、インスタントや缶コーヒー
には苦みの強いロブスタ種が使われていることが多いそうです。
同じ品種でも産地によって全く違った味に育ちます。
4.饅頭の考案者は諸葛孔明亮である
中国の古い文献によると、肉まんが初めて登場したのは三国志の時代のことで、その考案者は
軍師・諸葛孔明亮であるとされています。
その昔、濾水(ろすい)という川が氾濫し渡ることができなくなった際に、その土地の言い伝えで
「この川には神がおり、49個の人間の首を捧げれば川は鎮まる」という話を孔明は耳にします。
そこで孔明は、小麦粉で作った皮に肉を詰め、人の頭にかたどったものを川へと沈めました。
その結果、川の氾濫が収まったという逸話があります。
これに「蛮族の頭」を意味する「蛮頭(ばんとう)と名付けましたが、毎回川へ沈めるのは
もったいないということで、供えるだけにして食べるようになりました。
そして、蛮頭の「蛮」の字は、食べ物を意味する「饅」の字に変わっていき、
「饅頭(まんとう)」という言葉が生まれました。
孔明のおかげで、お供え物がずいぶんとマイルドになりました。

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